ニュージーランド
【NZ】
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【プロフ】
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【GIの成立】
・2017年 地理的表示登録法が成立
・18の地域でGI登録。
(10地域申請済み/7地域登録待ち/1地域審査中)
・3地域は法令によってGI認定されている。
NZ/ノースアイランド/サウスアイランド
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【後発の産地】
・1980年代からSB
・1990年代末PN
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【SBが生産量の7割】
・国土面積は日本の7割。
・人口は469万人(福岡県全体の505万人以下)
・羊は3000万頭。
・ブドウ畑はボルドーの3割程度。
・ワイナリー数677軒。
・ブドウ収量の72%がSB
・マールボロの収量は76%。
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【品種の推移】
・1995年まではミュラートゥガル
・2001年まではシャルドネ
・2002年からはSB
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【産地の移り変わり】
・ギズボーンからマールボロへ。
・全体の86%が小規模生産者
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【輸出比率は80%】
・輸出量の86%がSB◆
・輸出先は英国米国豪州で8割
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【スクリューキャップ】
・2000年からスクリューキャップ
・現在は99%以上がスクリューキャップ◆
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【歴史】
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【19世紀(黎明期)】
①1819年
②1836年
③1840年
④1852年
⑤1850年
⑥1892年
⑦1898-99年
⑧1902年
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①:初めてワイン用ブドウが植えられる◆
:サミュエル・マースデンがシドニーから苗木◆
:ベイオブアイランズのKeri Keriに
②:最初にワインを作ったのはJames Busby◆
:北島のWatangiの畑より
③:イギリスに併合
④:ニュージーランド自治領に
⑤:「Mission Winery」(ホークスベイ)
⑥:「Te Mata」ベルナール・チェンバース氏
⑦:Whakapirauにフィロキセラ◆
⑧:Romeo Bragatoが台木を持ち込む
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【20世紀前半(クロアチア移民のワイン作り)】
①1902年:レバノン移民Assid Abraham Corban
「Hendason」に土地を購入→コーバンズ
②1916年:クロアチア移民Josip Petrov Babich
オークランド近郊の「Awanui」でバビッチ
クロアチア移民のワイン
バビッチ、ノビロ、モンタナ、クメウリヴァー
ヴィラマリア、プロヴィダンスなど
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【20世紀後半(酒精強化→テーブルワイン)】
①20世紀前半
②1960年代
③80年代後半
④1986年
⑤1982-90年
⑥2004年
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①:オークランド付近で酒精強化
:後にギズボーン、ホースベイに移動
②:ガイゼンハイム研究所Helmut Becker
・ギズボーンでミュラートゥガル栽培を指導
・酒精強化からテーブルワインへ
③:南島でChやSBが生産される。
:ミュラートゥガルの過剰生産
④:抜根政策→1/4が処分される
⑤:Richard Smart博士
:「キャノピーマネジメント」で技術向上◆
⑥:ボルドー大 富永敬俊氏
:SBの前駆体3MHの計測方法
:SBの品質向上
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【70年代後半(マールボロとマーティンボロー)】
①1970年前半
②1973年
③1978年
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①:DSIR Derek Milne博士◆
:マーティンボローがブルゴーニュに近い
:2番目にマールボロを推奨
②:モンタナがマールボロに広大な土地を購入
:現在のブランコット・エステート
:初期はミュラートゥガルやCS
:75年よりSBが栽培
:冷涼なためスパークリングも発展
③:Milneのレポートが1978年に一般公開
:クライブパットン「Ata Rangi」
:ニール・マッカラム「Dry River」
:Milne博士「Martingorough Vinyard」
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【80年代(PNクローン)】
①60年代
②70年代
③70年代半
④1988年以降
⑤SBの主要クローン
⑥シャルドネのクローン4種
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①:「10/5」「ヴェーデンスヴィル・クローン」
②:「UCD5」「ポマール・クローン」
③:「DRCエイベル」「アタランギ・クローン」
④:「Dijon Clones」「115」
⑤:「Savvy MS」
⑥:「Mendoza Clone」「Clone B95」
:「UCD Clone-6」「UCD Clone-15」
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①:60年代「10/5」
:スイスのヴェーデンスヴィル研究所より
:「ヴェーデンスヴィル・クローン」
:華やかさにかけ地味で単調
②:70年代「UCD5」
:Harold Olmo博士がシャトー・ド・ポマールより
:「ポマール・クローン」
:色調豊かで濃く、バイオレットの香り
③:70年代半ば「DRCエイベル」
:「アタランギ・クローン」
:Marcom AbelがDRCの帰国客から没収
:クライブパットン(Ata Rangi)が譲り受ける
:成熟が遅く、タンニンがあり、黒系フルーツ
④:1988年以降「Dijon Clones」
:=「ベルナールクローン」
:1988年クライブパットンが「115」
:113,114,115,667,777の5種類
:クローンはモレサンドニの「ドメーヌ・ポンソ」
:早熟、華やかでエレガント、明るいフルーツ
⑤:「Savvy MS」
:SBの主要クローン
⑥:シャルドネのクローン4種
:Mendoza Clone
:UCD Clone-6、-15、
:Clone B95
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【PNカンファレンス】
①:「PN・カンファレンス」◆
:2001年から3年に一度開催
@ウェリングトン
:オレゴンの「IPNC」をヒントに。
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【マオリ文化との融合】
①:テロワールの概念「Turangawaewae」◆
⇒人間が結びついている土地
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【マールボロのSBの誕生と発展】
①1973年
②1983年
③1985年
④2000年代まで
⑤2000年以降
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①:モンタナが進出
②:豪州マーガレットリヴァー
「ケープメンテル」デイヴィットホーネン
③:「クラウディベイ」をリリース
英国市場で評価が急速に高まる
④:NZのSBの代名詞に
トロピカルフルーツとハーブ
⑤:より特徴が細分化/個性化
Wairau__⇒果実の凝縮感とボディ
Southern⇒粘土質由来の粘性とフルーツ
Awatere_⇒堅牢で酸が豊か
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・PNの特徴は「赤果実が豊かで丸みがあり柔らか」
・海外生産車が多数進出
日本「Folium Vineyard」「Kimura Cellars」
フランス「Clos Henri」etc...
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【気候/品種/ワイン法】
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【気候風土】
①ノースランド
②オークランド
③マーティンボロー
④セントラルオタゴ
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①:亜熱帯。トロピカルな植生
②:↑
③:風が強く温暖さが激しい
④:唯一の半大陸性気候
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・南島は中央にサザンアルプス山脈
・この山脈が西からの悪天候を遮る
・タスマン湾に近いネルソンのみ降雨量が多い
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【主要品種】
〇白品種:①SB ②Ch ③PG
〇黒品種:①PN ②Merlot ③Syrah
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【ワイン法と品質分類】
・2007年から85%ルール
・2003年から卵白の表記も義務化
・2006年地理的表示制定法が成立
・2017年地理的表示登録法が成立
・輸出とマーケティング
「NZ・ワイングロワーズ」
・環境保全型農法
「サスティナブル・ワイン・グローイング・NZ」
栽培地の98%が認証取得
・有機農法への取り組み。60以上の生産者。
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【ワイン産地と特徴】
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【地域別生産量】
①マールボロ
②ホークスベイ
③セントラルオタゴ
④ギズボーン
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【北島】
①Northland
②Auckland
1)Kumeu
2)Matakana
3)Waiheke Island
③Gisborne
④Hawke's Bay
1)Gimbleett Gravels District
2)Bridge Pa Triangle
3)Central Hawk's Bay
⑤Wairarapa
1)Martinborough
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①:1819年 ベイオブアイランズのケリケリに
:初めてブドウが植えられる
②:3つのサブGIがある
1):クロアチアからの移民により発展
:高湿度だがNZを代表するCh「Kumeu River」
2):自然発酵/亜硫酸なしのMerlot「プロヴィダンス」
providence→摂理
:麻井宇介「ワイン作りの思想」
3):ボルドー系品種の高級ワイン
⇒哲学的...。
③:NZ最東端の産地。
:60年代にミュラートゥガル
:かつてのNZの主要産地。(現在は4位)
:ミュラートゥガルは1986年以降減少。
④:マールボロに次いで2番目の産地。
:ボルドー系品種とシラーの産地。
:Merlot/CS/Sylarの生産量は全体の88%◆
:2つの有力な栽培地区
1):2001年GGWAが設立。
⇒「GG」「GGWD」の表記。
:スパイシーでタンニンが豊か、骨格がある。
2):④で最もブドウ畑が集中(2000ha)
:柔らかなテクスチャーと滑らかな果実感
:冷涼気候のシラーとして注目
3):④の南半分。
⑤:3つのサブGIがある。
:首都wellingtonの北東に位置。
:日中は強い風と日差し、夜間は急冷却
⇒果皮が厚く、酸味が豊かでボディがはっきりする。
1):「マーティンボロー・テラス」
:NZのPNを世界に知らしめる。
:約600haの範囲に24軒のワイナリーがある。
:テラスは約2万年前に川が北上して形成された。
↑川はHuangarua Liver
:Coreのある骨格がしっかりしたスタイルに
:先駆者のアタランギ、日本人の「クスダワイン」
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【南島】
①Marlborough
1)Wairau Valley
2)Southern Valley
3)Awatere Valley
②Nelson
③Canterbury
④Waitaki Valley North Otago
⑤Central Otago
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①:NZの栽培面積の67.7%を占める
:SBの栽培面積が約8割。
:北のリッチモンドが悪天候を遮る
:南のウイザーヒルズが太平洋からの強風を遮る
:両山の間にワイラウ川。周囲にワイン畑。
:3つのサブGIから構成
:海外からの生産者が多い(レポートによる)
Kimura Cellars、Cloud Bayなど。
1):ワイラウ川流域
2):南側の粘土シルト土壌のエリア
3):ウイザーヒルズを超えた南のエリア
②:①の西側。ネルソンホップの産地。
:西からの低気圧で降雨量が多い。
③:3つのGIが重なる
:Canterbury>North Canterbury>Waipara
:クラストチャーチ
:1986年最初にWaiparaにブドウが植えられる。
「Pegasus Bay」「Daniel Shuster」
④:石灰岩土壌発見の2001年以降に開発が進む
:代表作り手「Ostler」「Valli」
⑤:世界最南端のワイン産地。南緯45度
:NZで唯一の半大陸性気候
:PNが生産の7割を占める
:クイーンズタウン
:1997年「Felton Road」がシンデレラワインに
:マーケティング団体 COPNL
消費者イベント「COPNC」を毎年開催
⇒このCはセレブレーション。
⇒PNCのカンファレンスもある。wellington
:7つのサブリージョンを持つ
・Gibbston Valley(最も冷涼/標高高い)
⇒南極からの冷たい風southerly
・Alexandra(シストやシルトの多様な土壌)
・Bendigo(最も暑い)
・ピサレンジ()etc...
⇒サブリージョン不明ならCentral Otago
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