味わい(基本)
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【味わい】
①アタック
②甘味
③酸味
④渋味
⑤苦味
⑥Alc.
⑦余韻
⑧バランス
⑨特筆事項
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①:アタックは余韻とセットで考える。
アタック強い&余韻弱いは新世界の可能性。
逆は旧世界を疑う。
②:基本的にはドライ。
甘さがあればAlcの前提を修正する。
③:白においては最重要。
品種から来る酸か産地から来る酸か。
刺さる酸、滑らかな酸など酸の感じ方も重要。
赤でも酸があればピノか冷涼地を疑う。
④:タンニンの量と色調の関係を見る。
アンマッチな場合、品種特性の可能性が高い。
またタンニンの粒度もポイントとなる。
白においては樽熟の影響が出る。(主に仏樽)
⑤:苦みが残るか否か。
残る場合はそれに合った品種を想定する。
⑥:粘性と甘味を踏まえて飲んでみて最終判断する。
舌先で転がした時の粘りの感覚を覚えるとよいかも。
⑦:秒数でいうとどれくらいかを取る。
⑧:上記に基づきワインを総合的に評価
⑨:その他の特筆事項を取る。
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【チェックリスト】
最後に以下のように味わいの印象をチェックする。
①アタックは強いか?その後の余韻との関係は?
②甘味はドライか?Alc.の印象を変える必要は?
③酸味はある?どんな印象の酸か?
④渋味と色調のバランスは?
⑤苦味はあるか?
⑥Alc.は粘性の印象通りか?
⑦総合的なワインの印象は?
⑧余韻は何秒ぐらい残る?
⑨特筆事項はあるか?
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