コトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ 2018年
【インスタタグ】
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【外観】
・淡いレモンイエロー
・粘性は中程度
【香り】
・アロマティック
・パッションフルーツ
・グレープの皮
・ハチミツ
・メロン
【味わい】
・アタックは軽め
・甘味はドライ
・酸味はまろやか
・苦味は僅かに残る
・Alc.13.5?⇒13.0%
・余韻は中程度
【検討内容】
印象としては、
パッションフルーツや果物の皮の香りに
苦味が残る特徴からSBを想定したが、
特徴的なアロマティックな香りが
どうにも腑に落ちない。
アロマティックで感じる香りとしては
主にメロンのニュアンス。
香りと味わいの傾向から
比較的温暖地と思われるが
新世界に振るほど温暖とは思えない。
フランスでも比較的温暖な方の
ボルドー辺りか?
セミヨンかSBで、
メロン系のニュアンスと
アロマティックさからセミヨンに。
【答え】
ラングドック/ピクプール
【製品情報】
〇コトー・デュ・ラングドック
ピクプール・ド・ピネ
・生産年:2019年
・生産者:ドメーヌ・ラ・グランジェット
・価格 :1,643円
〇製品コメント
"南仏の伝統品種ピクプールは、
しっかりとした酸が特徴で、
ガリーグに由来するほんのりとした
ハーブの香りを感じ取ることができます。
豊富な酸とミネラルを含んだ味わいは
魚介類との相性もよく、
地元民により多く消費されるワインです。
ハツラツとした酸、
塩気を感じる事ができ、
ハーブと柑橘系の爽やかな
ニュアンスが心地よく広がります。"
〇産地情報
"ドメーヌ・ラ・グランジェットは、
モンペリエの南西40kmに位置する、
カステルノ=ド=ゲール村にあります。
50haある畑の多くは、
ライムストーンを中心に、
泥灰土、砂岩により構成されています。
周りには、
南仏のやせた土地によく見られる
ローズマリーやタイムなどの
ガリーグが多くみられ、
ワインからもその香りがほのかに
感じ取ることができます。
オーナーのモレ氏の意思により、
リュットレゾネによる
葡萄の栽培を続けており、
機械化により効率性を追求することはなく、
土壌のポテンシャルを増加させることにより、
健全なブドウを育成しています。"
【反省課題】
製品情報からイメージする
ワインの印象とは異なるコメントとなった。
ミネラルやハーブ、酸味が特徴と
言われているがアロマティックで
酸味はまろやかな印象を受けた。
ネットの情報を見ると
ピクプールは強い酸味が特徴の
品種であるようだが、
しっかりと熟成させて
酸味を押さえたスタイルも
多いらしい。
またピクプールは
軽やかに作るスタイルも多いが
品種的にはとろみを感じる
粘性が出やすい品種でもあるらしい。
アルバリーニョあたりと
迷うものが今後出てくるかもしれない。