ポマール ヴォドワゼ・クルズフォン 2017年

#3789ブラインド
#3789ブラインド20210116
#3789フランス
#3789ブルゴーニュ
#3789ポマール
#3789PN

 

【外観】
・透明度のあるルビー色
・エッジはオレンジ
・粘性は低~中程度

 

【香り】
ラズベリー
・木イチゴ
・梅
・ミント
・海藻
・わかめ

 

【味わい】
・アタックは中程度
・甘味はドライ
・酸味は酸っぱさを感じる酸
・中程度のざらつきを感じる渋味
Alc.12.5%の印象
・旨味を伴う余韻が長く続く
・海藻のような味わい

 

【総評】
・バランス:〇
・余韻  :〇
・凝縮感 :
・複雑性 :〇

 

【検討内容】
色調の淡さと木苺のニュアンス、
ダシを思わせる旨味のニュアンスと
はっきりとした酸味の印象から
PNであることは間違いなさそう。

やけに強く感じる
海藻のようなニュアンスが
海沿いの産地なのでは
と想像してみる。

アメリカのようなパワフルさは
あまり感じないのでそれ以外。

NZの海岸沿いの産地か?
しかし新世界でこれほど長い
余韻が続くのは余程良いワイン??

ブルゴーニュだとすると、
海藻のニュアンスはどこから
来ているのか...。

 

【候補品種】
アメリカ/PN
・NZ/PN←回答
ブルゴーニュ/PN

 

【答え】
・ポマール/PN

 

【製品情報】
・生産者:Vaudoisey Creusefond
     ヴォドワゼ・クルズフォン
・生産地:AOPポマール
・生産年:2017年
・価格 :¥7,000円
・品種 :ピノ・ノワール100%
・料理 :グリル肉、ジビエ、チーズ
・収穫 :手摘み
・発酵 :部分的に除梗
     大樽で15日間
     天然酵母でアルコール発酵
・熟成 :オーク樽で18か月間熟成
     10日ごとにウイヤージュ(補填)
・樹齢 :平均樹齢55年

テイスティングノート
・濃く深いルビー色。
・カシスやすぐりの香り。
・やわらかな骨格
・動物的な印象
・酸度はかなり低い
・タンニンの密度が絶妙なバランス。

製品情報

 

【反省課題】
NZにふるならもう少し
果実味を感じるべき。
果実味の強さは確かに
あまり感じなかった。

海藻のだしの旨味が
特徴のワインだった。
要因は樹齢の高さか?

また長いこと疑問だった
ワインは何味かについて
少し分かってきた。

香りと味わいは
相関がある気がする。

このワインは海藻の香りが
顕著なワインであったが、
味にも香りの特徴が見られた。

上手く使えば
香りで取れない情報を
味から取りに行くことが
出来るかもしれない。
今後はこれを鍛えていく。

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