目次

【ソムリエ試験・ワインエキスパート試験】

①ソムリエ試験_一次試験対策
 試験に向けて自分が教本から抽出した要点集約メモです。
 この内容から7~8割程覚えれば受かると思います。
 気合と根性で覚えましょう!
 〇勉強法について
  ・勉強法<理論編>
  ・勉強法<方針編>
  ・勉強法<計画編>

 〇集約リスト
  ⇒一次試験勉強メモまとめ
   ※ページ整理のため移動しました。


②ソムリエ試験_二次試験対策
 ソムリエ試験の一番面白い所です!
 ある程度は理論で絞れるのでまずは理論を覚えましょう。
 感覚は慣れていくことで徐々に身につくようになります。
 自信の感性をソムリエのコメントに近づけましょう。
  ・外観(基本)
  ・香り(基本)
  ・味わい(基本)
  ・品種特性(白)
  ・品種特性(赤)


神の雫的表現技法
 ⇒試験に受かって何をするのか??
  という誰も(特にWE合格者)が直面する問いに対して、
  表現レベルを上げるという課題を提案します。
 ⇒具体的には神の雫のような芸術性(ユーモア?)のある
  コメントを使えるようになること。
 ⇒今は手探りで進めておりますが、
  習得のためのロジックを独自にまとめますので
  良ければ見ていってください。(作業中)
   ・基本的な考え方
   ・影響する要素を理解する
   ・実例を知る
   ・フレーズ集約
   ・基本フレームを身に着ける
   ・独自表現を探求する

「ラッフルズホテル」神の雫19巻 #183

ラッフルズ・ホテル

 

【概要】
神の雫の第二のモンペラと呼ばれる
カサーレ・ヴェッキオの表現。

価格が2,000円なので、
ワインの情報はシンプルですが、
ワイン作りの手間隙を
ホスピタリティーとする表現に
グッときました。

 

【表現】
 "ここはシンガポール
  ずっと前に出張で訪れた
  あの日のことを思い出す
  飛行機が遅れて
  到着が夜になってしまった
  その日本よりずっと濃い夜の闇に
  幻想的に佇む白いホテル
 
  人気のないロビーに
  足を踏み入れると
  迎えてくれたのは
 
  たくさんの蘭の花
  そして溢れる香り
  情熱的で肉感的な蘭の香りと
  エレガントな内装や調度品
 
  そして深夜にも拘わらず
  笑顔で迎え入れてくれた
  ホテルマンたちの
  ホスピタリティーに包まれ
  俺は旅の疲れを癒された気がした
 
  ラッフルズ・ホテル
  このワインはあの古いホテルを訪れた
  刹那の忘れがたい思い出と重なる"

 

【表現の要素】
①日本よりずっと濃い夜の闇に
②情熱的で肉感的な蘭の香り
③エレガントな内装や調度品
④笑顔で迎え入れてくれた
  ホテルマンたちの
  ホスピタリティーに包まれ

 

【ワインの要素】
①濃い目のガーネットの色調
②凝縮感のある蘭の香り
③新樽フレンチオークのニュアンス?
④収量制限による凝縮度

 

【キーエッセンス】
収量制限による凝縮度
(=ホテルマンたちのホスピタリティー

 

【表現の着想】
本編にて語られていますがこのワインは
「一本の葡萄の木から本来8房収穫できる所を
 2房まで絞り込んで凝縮感を出している」
らしく凝縮感の高いワインであるようです。

この手間隙をホスピタリティー
表現するこの表現にグッときて
分析してみました。

また何故ラッフルズホテルなのか?
という点ですが、wikiで調べてみると

ラッフルズホテル
シンガポールの最高級ホテルの中で
最も客室が少なく全室スイートのホテル
であるようです。

実はこの点も凝縮感の表現の要に
なっているようで驚愕しました。

ここまでしっかり考えているのに
本編中では多くを語らない
亜樹直さんがまたにくいですね!笑

 

【実践への課題】
おそらくこの表現の着想は
ラッフルズホテルの密度を上げた
接客に感動したことから
きているものと思われます。

そしてその密度を上げることを
ワインに置き換えて凝縮感で
表現した姿でしょうか。

 

これを少し一般化すると、
感動的な出来事に遭遇したとき、
その感動的な出来事の要素を
抽出してワインに置き換えてみれば、
同じように表現に行き着ける
かも知れません...!

 

【ワインの情報】
品種  :モンテプルチアーノ
産地  :イタリア / アブルッツォ州
生産年 :2006年
ワイン名:カサーレ・ヴェッキオ
     モンテプルチャーノ・ダブルッツオ
作り手 :ファルネーゼ

「水浴びをする乙女」神の雫7巻 #67

@水浴びをする乙女

【概要】
今回は白品種の表現を見ていきます。
これはどんなワインか、表現を見ながら
想像してみると面白いかも知れません。

結構表現そのまんまです。

 

【表現】
"黄金色だ
春の朝の太陽を思わす
優しくて柔らかい
澄み切った金色

 

水浴びする乙女がいて
風に舞うアカシアの花びらが
香りとともに
その黄金色の色彩を
水面に浮かべている

 

乙女はそっと俺に口づけをする
すると蜂蜜のような甘味と
石を舐めるようなミネラル感
ヘーゼルナッツや梨
そしてどこかレモンのような
後味がいつまでも残る"

 

"テロワールなんだろうけど
このミネラル感
引き締まったナイスバディの
乙女ってとこかな"

 

【表現の要素】
①春の朝の太陽を思わす
 優しくて柔らかい澄み切った金色
②風に舞うアカシアの花びら
③蜂蜜のような甘味
④石を舐めるようなミネラル感
⑤ヘーゼルナッツ
⑥梨
⑦どこかレモンのような
 後味がいつまでも残る
テロワールなんだろうけど
 このミネラル感

 

【ワインの要素】
①黄金色の色調
②アカシアの香り
③蜂蜜の香り
④ミネラル系の香り
⑤ヘーゼルナッツの香り
⑥梨の香り
⑦苦味を伴う酸味
⑧硬質なミネラル感

 

【キーエッセンス】
黄金色の色調と多様な香り
(=朝の泉での乙女の口づけ)

 

【表現の着想】
まずワインの要素だけを見ると、
樽の利いたブルゴーニュシャルドネ
よくあるコメントって感じですね。

 

これにどこからか、
乙女と泉の要素を持ってきて
各要素で肉付けしています。

 

①②は泉の描写に使用しており、
香りや味わいの要素③④⑤⑥⑦は
大胆にも乙女からの口づけという
行為ひとつで全て語りきっています。
この表現のハイライトであることを
感じさせますね。

 

最後に特徴的なミネラルの印象⑧にて
どのような乙女だったかを結論付けて
完結という構成です。

 

表現だけ見ると複雑そうですが、
分解すると結構シンプルな構成でした。

 

【実践への課題】
表現的には複雑に見えますが、
口づけで全ての情報を受け取っているので
使い勝手がよく汎用性は高そうです。

 

しかも、
表現が1箇所にまとまっている分、
どのようなワインか想像しやすいので、
実用性もありそうです。

 

ただ、受け取る各要素が
明らかに上質なワインのそれなので、
乙女の口づけが如何に高貴かも
表現してるのかも知れませんね笑

 

【ワインの情報】
 品種  :シャルドネ
 生産者 :アルノー・アント
 生産国 :フランス/ブルゴーニュ/ムルソー
 生産年 :2001年