勉強の進め方<方針編>

まずは先にまとめを書いておきます。

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【勉強方針】
01)記憶のピークを試験日に持っていく
02)試験2ヶ月前から一気に覚える
03)そのための準備を事前にやっておく
 ⇒詳細は前の記事を参照。

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①勉強効率を上げる準備
 01)全体像を把握しておく
 02)覚えるべき所を抽出しておく
 03)構成を理解しておく

 

②勉強時間を確保する準備
 01)無駄な習慣を省いておく
 02)睡眠時間短縮に慣れておく
 03)勉強する習慣を作っておく

 

③効率的にたくさん覚える
 (=どうやって思い出すか?)
  01)知識として定着させる
  02)反射神経的に思い出す
  03)ヒントをかませてから思い出す

 

④最大限勉強時間を確保する
 ①②が完了していればOK!

 

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では早速、
上記の内容を説明していきます。

 

①勉強効率を上げる準備
01)全体像を把握しておく
 これは勉強の進捗管理のためです。
 基本的に計画を立てる場合は、
  a)今どこまで終わっているか
  b)残り何が残っているか
  c)今のペースで期限までに終わるのか
 を常に気にする必要があるので、
 まずは全体のボリュームを把握しましょう。


 具体的には各章のページ数を把握する作業
 となります。ページ数を把握したら、
 どの週にどこまで終わらせるかを割り振り、
 自分のスケジュール帳にメモしておきます。


 あとは日程通りに進むよう、
 (多少無理やりにでも)勉強すればOKです。

 

02)構成を理解しておく
 次に各章で何を覚える必要があるのか
 把握していきます。基本的には以下です。
  プロフ/歴史/気候風土/主要品種/
  ワイン法/産地と特徴/その国の特有事項


 勉強を進めていくにあたり、
 ここまでは覚えた!というのを視覚化すると
 果てしない勉強量のモチベーションになります。


 上記のようにブロックに分け、
 ある程度覚えた項目に〇でもつけて
 自分への励みにしましょう。

 

03)覚えるべき所を抽出しておく
 最後に具体的に何を覚えるか?を理解します。
 これはこのサイトにまとめたので参照下さい。


 教本から4択問題の選択肢になり得る箇所を
 (可能な限り)抜け漏れないよう抽出しています。
 元々、自分用勉強メモなので見づらいかもです。
 ⇒リスト


 この辺は細かいので覚えてもすぐ忘れます。
 (AOCの生産可能色なんて何のために覚え...)
 真面目に細かく覚えるのは試験前にして、
 ここではどれもなんとなく勉強した記憶ある
 ぐらいになるよう読み込んでおきましょう。 
 後述の③-03)を蓄積できると後で楽できます。

 

②勉強時間を確保する準備
 習慣はすぐには身につかないので、
 事前に作り上げておく必要があります。
 自分がやった生活改善は以下です。
  01)無駄な習慣を全て省いておく
  02)睡眠時間短縮に慣れておく
  03)勉強する習慣を作っておく


 特に説明もいらないと思いますので、
 なんとなく察して身に着けて下さい。
 地味にしんどいですがかなり重要です。

 

③効率的にたくさん覚える
 覚えるのは思い出すためなので
 思い出し方を考える必要があります。
 どうやって思い出すか?3つあります。

 

01)知識として定着させる
 全てこれが出来れば苦労はないので、
 言うことは特にないです。
 これで出来ないものを以下でカバーします。

 

02)反射神経的に思い出す
 巷でよく行われている問題集で
 反復しまくるという方法です。
 最も王道で定着率も良く問題の傾向も掴める
 ので非常に有効です。
 実際自分も1500問の問題集を5往復しました。
  ⇒リンク


 欠点としては網羅性がないことで、
 載っていない問題は落とす可能性があるので
 不安が残ります。

 

03)ヒントをかませてから思い出す
 この辺が頭の使いどころで、
 どうやって思い出すかを考えて覚えます。


 例えばシャブリのグランクリュだと、
 「全部で7つで左からBPVGVLCB」と
 と覚えるだけでも何となく特定できます。


 これに更に、
 「面積最小は真ん中のやつだった」
 「最大は小文字で覚えたやつだった」
 「跨るやつはLCと対称のやつだった」
 とヒントを足していくと覚えやすいです。


 逆に難解じゃ...?と思われるかもですが、
 意味の繋がりがないものを覚えるのは
 正直かなりしんどいです。

 

 自分は大体をこの数と頭文字と他との差分で
 覚えてきたので良ければ試してみて下さい。
 (メモも大体これが分かるよう作られてます)


④最大限勉強時間を確保する
 試験の優先順位を仕事の次ぐらいにおいて
 勉強時間を確保しましょう。

 

 また勉強時間確保もそうですが、、
 この勉強法でいいのか?とか
 他にあれも覚えた方がいいかも?とか
 このペースで終わるのか?とか
 あとどれだけ残ってるの?とか
 ちょっとゲームしてからやろうとか
 椅子に座ったら眠ってしまうとか....


 勉強はしようとしてるけど
 手と頭が動いてないのが一番厄介です。
 事前に手を打っておかないと
 毎回同じように時間を浪費します。
 試験前にこうならないためにも
 ①②は完了するようにしておきましょう。

 

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【余談】

ソムリエ試験にそこまでしなきゃならんのか?
と思われるかもしれませんが、
おそらく上記のやり方はやりすぎと思われます。

 

実際、この方法で勉強した自分の結果は
4択の試験問題から、、

 答えを1つに絞れた問題   :約8割(約96問)
 答えを2か3つに絞れた問題 :約1割(約12問)
 箸にも棒にもかからない問題:約1割(約12問)

でしたので多分やりすぎでした。

 

実際は6割(72問程度)取れれば受かるとの噂なので
気楽に受けてみるのも良いかと思います。

 

ですが、仕事の立場上必ず取る必要がある方や、
負けず嫌い&プライドが高すぎて落ちれない方も
いると思うので、そういう方は是非この方法で
トライしてみて下さい。

 

また勉強法としても多少参考になると思うので、
このサイトを見に来たワイン好き受験生の方も
是非参考にしてみて下さい笑

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